【シナリオ解体】「誰がためのラグナロク」製作者視点1
2018年7月18日 MTGでTRPG コメント (3)精神削れてました。十手です。
MTGでTRPG「誰がためのラグナロク」セッション終了いたしました。
今日から何回かに分けて、ギミックの解説や制作秘話(笑)的なものを書いていこうと思います。
考案者であるレベラーさんはじめ、少しでも今後の参考になれば幸いです。
1、ギミック解説その1
今回のシナリオで発生したイベント、しなかったイベント、そこにあったギミック等を適当に解説していきます。
今日は固定イベントから。
【シーン1、町長宅で依頼の受注】
町長への質問は、現状の把握のための自由行動と言ってもいいので特にありません。
むしろ黒判定の成功で手に入る置物(スリヴァーの人形)、これが今回のシナリオで一番重要なアイテムでした。
実はこのアイテム、開始当初はボス戦での救済アイテム(エンチャントサーチの無効化のみ)としておいてたものです。
よって、PCとの会話・協力等は完全にアドリブでした。
だってクリティカル出されたんだもん、しょうがないじゃん。
その流れから、ボス戦開始前に急きょ適用範囲を拡大しました。
まあ結局当初の想定通りの使用用途に落ち着きましたが。
ちなみにこれをとり逃してると、《大渦のきずな》や《嵐の神、ケラノス》、《鍛冶の神、パーファロス》等の激ヤバエンチャントが出てくるのでだいぶ辛くなります。
【シーン4、正午の異変】
個人的に今回のシナリオの目玉だと思っているいくつかのランダムイベント、そのうちの一つです。
まず、イベントの確定までの流れを書きます。
これは後述の他のランダムイベントでも同様です。
1、各プレイヤーに、デッキトップ3枚のマナコストの合計値を申告させる。
2、全プレイヤーの合計値を求める。
3、MTGカードの裏にある5色の点の五角形、これの白(一番上側)を0とし、反時計回りに数えていく。
0=白、1=緑、2=赤、3=黒、4=青、以下繰り返し
4、全プレイヤーの合計値に該当する色のイベントを起こす。
このような流れでした。
ここでは、概ね4~5マナ相当のイベントをおいてました。
白=一人につき2/2の猫二体との戦闘(白の太陽の頂点X=2)
緑=一人につき3/3トランプルの獣一体との戦闘(緑の太陽の頂点X=3相当)
赤=一人につき3点分の火炎弾(赤の太陽の頂点X=3)
黒=全体に緑4判定成功で回避可能な雲(死の雲X=1)
青=特殊情報と追加ドロー(青の太陽の頂点X=1)
【シーン8、夜明けの怪物】
ランダムイベントその2です。
ここは合計値に該当する色の《夜明けの運び手》が出現します。
運び手ごとにその色の難易度4判定を行い、成功するとメリットが得られます。
白=判定成功で墓地からアーティファクトを一つ戦場に出す
緑=3/3獣と戦闘、判定成功で戦闘前に行動時間がもらえる
赤=ランダムで選ばれた生物に《脅しつけ》、判定成功で回避
黒=判定成功で《吸血の教示者》キャスト可
青=判定成功で2ドロー
ただしこの判定、成功度(達成値-目標値の数値、0以上で判定成功)が-8以下になるとデメリットが発生・増大してました。
デメリット一覧
白=アーティファクトを一つ生け贄にする
緑=相手が強化される(3/3→5/5トランプル)
赤=パクられた生物をブロックできなくなる
黒=ライフ2点失う「だけ」
青=二枚ハンデス
後半ですし、もうちょっと条件厳しくしてもよかったかなーって思ってます。
続きは、探索シーンでの探索箇所の予定
MTGでTRPG「誰がためのラグナロク」セッション終了いたしました。
今日から何回かに分けて、ギミックの解説や制作秘話(笑)的なものを書いていこうと思います。
考案者であるレベラーさんはじめ、少しでも今後の参考になれば幸いです。
1、ギミック解説その1
今回のシナリオで発生したイベント、しなかったイベント、そこにあったギミック等を適当に解説していきます。
今日は固定イベントから。
【シーン1、町長宅で依頼の受注】
町長への質問は、現状の把握のための自由行動と言ってもいいので特にありません。
むしろ黒判定の成功で手に入る置物(スリヴァーの人形)、これが今回のシナリオで一番重要なアイテムでした。
実はこのアイテム、開始当初はボス戦での救済アイテム(エンチャントサーチの無効化のみ)としておいてたものです。
よって、PCとの会話・協力等は完全にアドリブでした。
だってクリティカル出されたんだもん、しょうがないじゃん。
その流れから、ボス戦開始前に急きょ適用範囲を拡大しました。
まあ結局当初の想定通りの使用用途に落ち着きましたが。
ちなみにこれをとり逃してると、《大渦のきずな》や《嵐の神、ケラノス》、《鍛冶の神、パーファロス》等の激ヤバエンチャントが出てくるのでだいぶ辛くなります。
【シーン4、正午の異変】
個人的に今回のシナリオの目玉だと思っているいくつかのランダムイベント、そのうちの一つです。
まず、イベントの確定までの流れを書きます。
これは後述の他のランダムイベントでも同様です。
1、各プレイヤーに、デッキトップ3枚のマナコストの合計値を申告させる。
2、全プレイヤーの合計値を求める。
3、MTGカードの裏にある5色の点の五角形、これの白(一番上側)を0とし、反時計回りに数えていく。
0=白、1=緑、2=赤、3=黒、4=青、以下繰り返し
4、全プレイヤーの合計値に該当する色のイベントを起こす。
このような流れでした。
ここでは、概ね4~5マナ相当のイベントをおいてました。
白=一人につき2/2の猫二体との戦闘(白の太陽の頂点X=2)
緑=一人につき3/3トランプルの獣一体との戦闘(緑の太陽の頂点X=3相当)
赤=一人につき3点分の火炎弾(赤の太陽の頂点X=3)
黒=全体に緑4判定成功で回避可能な雲(死の雲X=1)
青=特殊情報と追加ドロー(青の太陽の頂点X=1)
【シーン8、夜明けの怪物】
ランダムイベントその2です。
ここは合計値に該当する色の《夜明けの運び手》が出現します。
運び手ごとにその色の難易度4判定を行い、成功するとメリットが得られます。
白=判定成功で墓地からアーティファクトを一つ戦場に出す
緑=3/3獣と戦闘、判定成功で戦闘前に行動時間がもらえる
赤=ランダムで選ばれた生物に《脅しつけ》、判定成功で回避
黒=判定成功で《吸血の教示者》キャスト可
青=判定成功で2ドロー
ただしこの判定、成功度(達成値-目標値の数値、0以上で判定成功)が-8以下になるとデメリットが発生・増大してました。
デメリット一覧
白=アーティファクトを一つ生け贄にする
緑=相手が強化される(3/3→5/5トランプル)
赤=パクられた生物をブロックできなくなる
黒=ライフ2点失う「だけ」
青=二枚ハンデス
後半ですし、もうちょっと条件厳しくしてもよかったかなーって思ってます。
続きは、探索シーンでの探索箇所の予定
コメント
やはり、最初のシーンでのクロのクリティカルは大きかったのですね。
あの像がそんなに大事だとは、最初は全く気付きませんでした。
成功度のマイナスが一定数になるとペナルティがあるというのは、特にたくさんのシナリオで汎用的に使えそうなギミックだと思います。
それと、個人的に、異変の決め方を、なぜこの方法にしたのかも気になります。
(このページを読むまでは「デッキの中からカードをランダムに選んでそのイベントが起こる代わりに、イベントで使われたカードはボス戦では出てこなくなる」というギミック化と勘違いしていました)
なんでと言われても、なるべく偏らないように分かりやすくで思いついたのがこれってだけです。
使いませんでしたが、このランダム決定には裏メニューがあったり…
失礼しました。
書き込んでからよく見たら、0~5の乱数を出すのに、良い方法だと気づきました。
裏メニューというのも気になりますね!